日本・宮崎県「北諸県地域」都市一体型封じ込め埋立地
概要
密閉・屋根付き(温室型)の埋立地では、外部からの降雨が遮断されるため、内部の廃棄物は主に乾燥した焼却灰で構成されます。
しかし、雨水による希釈がないことから、発生する浸出水は極めて高濃度かつ強い腐食性を持つものとなります。
さらに、密閉空間内での土地利用効率を最大化するために急勾配(1対1、あるいはそれ以上の急傾斜)が採用されることから、使用材料のせん断抵抗や滑り防止に関して、極めて厳しい設計要件が求められます。
日本の宮崎県にある「北諸(きたしょ)地域」最終処分場の建設においては、ジオシンセティックスを単独で使用するのではなく、織布・不織布ジオテキスタイル、ジオメンブレン、複合マット、排水用ジオネットという5つの主要な材料群を巧みに組み合わせ、底面用と法面(のりめん)用という、それぞれ高度に専門化された2種類の適用システムが構築されました。