環境配慮型補強土擁壁路盤(緑化補強土壁)
概要
NEXCO(西日本高速道路株式会社など)は、本プロジェクトにおいてジオテキスタイルを用いた補強土技術を広範に採用しました。
構造面では、盛土材を層状に積み重ねる工法がとられ、各土層(通常約30cm厚)の上に高性能ジオテキスタイルを敷設するとともに、路体端部ではジオテキスタイルを折り返して盛土材を包み込むことで、高度に一体化された補強土構造体を形成しました。
路体の法面(のりめん)外側では、ジオテキスタイルの目地を通して植生が施されました。
性能面については、土木学会による追跡調査で確認された通り、10年以上にわたるモニタリングや数々の地震への曝露を経ても、ジオテキスタイルの損傷や路体法面の滑り・変形は一切認められませんでした。
この構造設計は、高い耐震柔軟性を備えるとともに、周囲の山岳生態系とも調和しています。